ステンレス(SUS440C)研磨品をコストダウンの為に熱処理をせず生材で製作した場合、形状にもよりますが反りや歪みが大きくでてしまう場合が多々あります。
反りや歪みの具合をみながら時間をかけて研磨で仕上げていく必要がある為、熱処理のコスト以上に研磨のコストが上がってしまい、これでは本末転倒です。
ステンレス(SUS440C)研磨品で特に細長いレール形状のような製品(例えば10x20x180のようなサイズの製品)は熱処理を施すことにより研磨での加工時間が生材の時より短縮され総合的にはコストダウンに繋がっていきますし、製品自体の仕上がりも良くなります。
ステンレス(SUS440C)研磨品は特別な事情がない限り熱処理が必要と基本的に考えていいと思います。
SUS440Cはマグネット(電磁チャック)にくっつく性質の素材です。
さらに焼き入れすることにより歪みが抑えられ、特に長物・薄物研磨の工程でスムーズに加工することができ、結果コストダウンにつながります。
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